1月4日に東京都で開幕する「第76回全日本バレーボール高校選手権大会(春の高校バレー)」に、三重県から男子は県立松阪工業高、女子は私立三重高(いずれも松阪市)が出場する。伊賀地域出身の3選手に大会への意気込みを聞いた。【連載・全2回】
【松阪工】的場さん・渡邉さん ベスト8目指して
9年連続41回目の出場となる松阪工には、名張市立赤目中出身の3年、的場広起さん(17)と同北中出身の2年、渡邉海さん(17)が在籍している。
的場さんはチームを引っ張る主将で、ポジションは後衛でレシーブを専門とするリベロ。2年生が中心のチームの中で的確に指示を出し、「司令塔」としての役割を果たす。
渡邉さんのポジションはオポジットで、力強いスパイクやジャンプサーブが得意。的場さんとは小学生から市内のクラブチームでプレーし、同高進学も先輩の的場さんの存在が大きかったという。
ベストな状態で
大会に向け、的場さんは「最後の春高。悔いの残らないよう、ベストな状態で臨みたい」と話し、チームについては「1本目のレシーブを大切に、全員で練習に取り組んでいる。粘り強いバレーでベスト8を目指したい」と目標を語った。渡邊さんは「出番では、しっかりとチームの役に立ちたい」と意欲を語った。
初戦は日本航空(山梨)との対戦が決まっている。
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