【夏目さんが着付けした琉装】
三重県伊賀市西明寺の自営業、夏目幸子さん（50）が、12月23日に同市内で開催されるイベント「キレイアートフェスタ」で、沖縄県の伝統的な衣装「琉装」の着付けパフォーマンスを初披露する。
仕事柄、結婚式の支度に関わることが多い夏目さん。大好きな沖縄に関することで、「仕事につながる何か特化したものがあれば」と思っていた。そんな中、宮古島で琉装の仕事をしている伊賀市出身の人がいることを知り、逆に伊賀でも琉装ができるのではと思いつき、今年9月に着付けの技術を習得。同フェスタへの出場を決めた。
当日は、成人女性に琉球紅型着物と帯を、解説付きで着付ける約30分のライブパフォーマンスになるそうで、前もって着付けしている成人男性と小学生の男女2人とともに、会場内をウォークする。また有志4人による三線ライブで、沖縄感を盛り上げてくれるそうだ。
夏目さんは「モデルさんではない一般の方に着付けていく。ヘアスタイル、衣装、音楽で沖縄を感じてもらえたら」と話した。
42のハンドメイドや飲食ブースなどが集う同フェスタは、伊賀市文化会館（同市西明寺）を会場に午前10時30分から午後4時まで開催。入場無料。ライブアート（午前11時）、書のパフォーマンス（午後1時）に続いて、琉装パフォーマンスは午後2時から。
同フェスタの詳細はインスタグラム（@kirei.artfesta）で発信しており、問い合わせは事務局の竹島さん（090・7315・9986）まで。
2023年12月9日付857号7面から
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