【星家住宅主屋の外観=伊賀市上野小玉町】

 国の文化審議会は11月24日、新たな登録有形文化財(建造物)に三重県伊賀市の星家住宅主屋(ほしけじゅうたくおもや)など290件を盛山正仁・文部科学大臣に答申した。今回の答申で同市の登録有形文化財(建造物)は53件になる。

 上野城下町の一角、上野小玉町にある星家住宅主屋は敷地面積が108平方メートル。建物の構造は「厨子二階」と呼ばれる屋根裏部屋を持つ木造入母屋造で、街路側の1階に格子をめぐらし、2階の真壁にも格子窓を設けている。

 市の文化財課によると、この場所は江戸時代末期には町屋と利用され、藤堂家の御典医を務めた中村玄瑞が1880(明治13)年に医院を開業し、居宅としていたと伝わっている。その後、1907(明治40)年ごろに星家が購入し、大規模改修したとされる。

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