【9月の犯罪発生マップ】

 三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた9月中の刑法犯認知件数は、伊賀署32件(前月比3件減)、名張署39件(同12件増)だった。

 伊賀署では、空き巣や忍込みなど侵入盗の被害が5件(花垣4、柘植1)あり、その多くは民家ではなく事業所や倉庫などを狙ったものだという。自動車関連では、車上ねらいが1件(玉滝)、部品ねらい1件(丸の内)あった。

 名張署では、自転車盗が散発した。この他、9月発生分ではないが、既に逮捕されている、空き家や倉庫、事務所などを狙った容疑者の余罪が管内で10件以上発覚した。

 また、国際電話を利用した不審電話が各地で増加しており、警察が注意を呼び掛けている。国際電話は、スマートフォンや固定電話で相手先番号が表示される場合、電話番号の1けた目が「+」になっており、ガイダンスが流れるケースもあるという。両署では「心当たりの無い場合は出ないで」と注意を喚起している。

- Advertisement -