【ホテルの建設工事が進む現場(10月上旬撮影)】

 中部地方を中心にビジネスホテルを展開するABホテル(本社・愛知県安城市)が、三重県伊賀市小田町に9階建てのホテルを建設する。県内初進出で、7月下旬に着工済み。来年8月の開業を予定している。

 同社が県に提出した建築計画などによると、建設するのは小田西交差点そばのコンビニ跡地で、敷地面積約1400平方メートル。建物は鉄筋コンクリート造で、高さ約28メートル、延べ床面積は約2200平方メートル、客室は121室を備える。投資金額は7・5億円程度だという。

 同社の担当者によると、長期宿泊の需要が高い工場付近の立地で、歴史的建造物からも近いことなどから出店を決めた。地元雇用は、正社員とアルバイトを含め10人程度を予定しているという。

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