【下見会に作品を持ち寄ったメンバー】

 趣味で水彩画を楽しむ男女7人のグループ「名張水彩画会」の第47回作品展が、10月19から22日まで、三重県名張市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で開かれる。入場無料。

 作品展はこれまで春、秋の年2回だったが、今年から秋のみに。風景や花など計35点が並ぶ予定で、メンバーの小林芳郎さんは延寿院(赤目町長坂)の桜や、栄福寺(下比奈知)の盛り上がるような桜など、名張の風景を中心に出品。上田真澄さんは「春を待つ」と題し、奈良県橿原市にある桜の木の根がじっと冬の寒さに耐えている様子を描いた。

 会長の斉藤四郎さんは「気候の良い時期なので、旅に出た気分で水彩画の世界に浸って頂けたら」と話した。

 作品展は午前10時(初日は正午)から午後5時(最終日は同4時)まで。「戦争や災害で苦しんでいる人たちの力に」と、今回は出品作を基にしたポストカードを1枚100円で販売。売上は市を通じてウクライナ、トルコなどへ義援金として送られる。

 同会ではメンバーを募集している。

 問い合わせは斉藤さん(0595・68・9966)まで。

2023年10月14日付853号7面から

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