【講習の様子】

 和楽器体験に参加した小中学生が成果を披露する「箏(こと)のしらべ 和の響演」(伊賀市文化都市協会主催)が、10月15日午後2時から伊賀市川合のあやま文化センターで開かれる。公募で集まった伊賀地域の小学3年から中学2年の男女10人が、8月から約2か月間、全7回の講習を受けてきた。

 全員が初めてのスタートの中、講師を務めた川口加代子さん(宮城社師範)は「子どもたちは講習の時間に集中し、習ったことをしっかり覚えて箏を弾いている」と演奏に太鼓判を押す。小学6年の植田陽毬さんと小3の陽理さん姉妹(同市猪田)も「音楽の授業で箏に触れ、叔母も演奏していたので興味を持った。だんだん慣れてきて楽しくなった」と話す。

 当日は「さくらさくら」「七つの子」など、習得した曲を披露する他、伊賀邦楽会による演奏、更に客演として箏奏者の比留間雅仁天正さんらの演奏もある。

 入場料は一般1000円、高校生以下500円。

 チケットは伊賀市文化会館(西明寺)、青山ホール(阿保)、あやま文化センター(川合)、同協会ホームページ(https://www.bunto.com)の専用フォームで販売している。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

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