【宇流冨志禰神社のみこし(2019年撮影)】

 三重県名張市平尾の宇流冨志禰神社の秋祭りが10月28、29日に開かれる。4年ぶりの通常開催で、秋祭り実行委員会が本祭の29日に行われるみこしや太鼓台巡行の担ぎ手を募集している。

 実行委によると、対象は高校生以上の健康な人で、目標人数は100人。本祭当日の29日に旧市街地10地区から出し物がある中、そのいずれかに加わり、町を練り歩く。配属される地区や集合時間などは後日、連絡がある。法被や足袋などは貸し出しがある。

 時間は午前8時から午後3時ごろまで。午後1時からは各地区の行列がイオン名張店駐車場(元町)に集結する行事がある。

 委員長の菊山賢二さんは「担ぎ手として入って頂くことで、名張のまちの歴史や伝統などを深く知って頂ける。ぜひ参加してみて」と呼び掛けている。

 参加希望者は10月2日までに、氏名(ふりがな)、性別、住所、生年月日、年齢、電話番号、勤務先または所属団体を実行委事務局の名張市民センター宛てにファクス(0595・64・2751)か電子メール(nabari-ko@emachi-nabari.jp)で申し込む。同センターなどで配布しているちらしにあるQRコードからも可。

 問い合わせは同センター(0595・64・2605)へ。


28日には宵宮

 また、宵宮の28日午後8時からは、伝統の松明(たいまつ)行列がある。たいまつとちょうちんを手にしたかみしも姿の氏子らが、お旅所の愛宕神社(新町)から宇流冨志禰神社まで約2キロを歩く。同9時からは、獅子舞の奉納がある。

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