【車椅子を使い前脚で歩くハイジを見守る水本さん=伊賀市で】

 生まれて間もなく三重県伊賀市内の神社で他の動物に襲われ、下半身まひになった保護猫「ハイジ」が8月下旬、特製の車椅子をプレゼントされた。車輪を巧みに操りながら、自分の前脚で元気いっぱいに駆け回っている。〈YouTubeでショート動画(https://youtube.com/shorts/GsXwXJ86wMw?feature=shared)〉

YOUがつないだ縁

ハイジ用の車椅子はフレームがU字型になっている

 ハイジは2022年4月、体重約300グラムで保護され、現場の状況から、カラスに襲われたとみられた。YOUでは保護されたハイジを、同年9月24日付828号紙面で紹介した。

 同年10月、ハイジを世話する同市の動物保護団体「ねこのしっぽ」の代表・水本美恵子さん(71)の元に、YOUで事情を知った名張市の女性から「車いすがあればお出掛けができ、行動範囲も広がる」と、ハイジの車椅子製作費の寄付の申し出が届いた。成長途中であったため、1歳を超えてから車椅子を作ることになった。

 車椅子は大阪の業者が製作したもので、U字型のアルミ製フレームに2つの車輪が付いている。体重約2300グラムに成長したハイジの体の大きさに合わせ、フレームの高さなどが調整されている。

 水本さんは「脚を引きずって移動していたことを思うと、スムーズに動くことができ、ハイジにとって快適になったと思う。本当にありがたい」と話した。

2023年9月9日付851号2、3面から

【関連記事】神社で保護された猫は下半身まひ 懸命に世話する団体代表 伊賀(https://www.iga-younet.co.jp/2022/09/24/63818/)

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