【大会での活躍を誓う(左から)宮本さん、吉岡さん、前川さん、永田さん=名張市黒田で】

 8月17日から北海道で開かれる全国高校総体(インターハイ)競泳種目と、22日から東京都で開かれる「第46回全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季水泳競技大会(JOC杯)」に出場する三重県伊賀地域在学・出身の選手たちに意気込みを聞いた。

 イトマンスイミングスクール名張校(名張市黒田)からは、インターハイとJOC杯に4人が出場する。

 400、800メートル自由形でインターハイに出場する名張高2年の永田鈴奈さん(16)は、7月の東海大会で400メートルの自己ベスト4分23秒を記録。「自己ベストを更新して勝ち進みたい」と意気込み、持ち味の後半の追い上げに加え、前半からペースを上げることを意識して大会に臨む。

 「春の大会(JOC)より良い記録に」と気合十分な青山小6年の前川春陽さん(12)は、100、200メートル自由形と200メートル個人メドレーに出場。「大会では後半のことを考えて前半に抑える人が多いと思う」と分析し、「前半からスピードを上げて、後半もタイムが落ちないように頑張りたい」と意気込む。

 50メートル背泳ぎに出場する名張中1年の宮本悠佑さん(12)は、自己ベスト31秒08の更新が目標。「滑らかなストロークで速く水をかけるように」と練習に熱を入れている。

 50、100メートル平泳ぎに出場する赤目中1年の吉岡隆翔さん(12)は「50メートルは5位以内、100メートルは決勝に残りたい」と目標を定める。「後半のスタミナ切れが課題」だそうで、水をかく数を減らし、体力の消耗を抑えながら泳ぎ切るという。

2023年8月12日付849号6面から

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