3府県の関係自治体で組織する「関西本線木津亀山間活性化同盟会」の総会が7月28日、三重県の伊賀市役所であった。秋のダイヤ改正発表前に提出を予定するJR西日本への要望書案では最重点に位置付ける加茂(京都府木津川市)‐亀山(三重県亀山市)間の運行本数維持など項目内容を確認した。

 大阪‐名古屋間を結ぶ関西線で加茂‐亀山間(61キロ)は非電化区間。同盟会は沿線や周辺の伊賀市、亀山市、木津川市、京都府笠置町、南山城村、滋賀県甲賀市の6市町村で構成し、総会にはそれぞれの首長らが出席した。

 要望内容には、昨年度までと同じ項目に加え、JR西日本の広告媒体を活用した観光情報などの発信やイベント列車の運行、インバウンド旅行者向け案内表示の充実なども盛り込んだ。総会の後にはJR西日本阪奈支社と非公開の意見交換会があった。

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