全国高校総体(インターハイ)「翔び立て若き翼 北海道総体2023」が、7月22日に開幕。三重県伊賀地域の各校から出場する選手、各地で活躍する伊賀地域出身の選手たちに意気込みを聞いた。
私立近畿大学工業高等専門学校(名張市春日丘)からは、陸上競技男子に5人が出場する。それぞれ8位入賞や決勝進出を目指す。
八種競技と110メートルハードルに3年の岡崎煌さん(18)、三段跳びと走り幅跳びに3年の田中佑昇さん(17)、三段跳びに2年の村田陽音さん(16)、棒高跳びに2年の村田宇哉さん(17)、走り高跳びに2年の井川稜斗さん(17)。
名張中時代からハードルに取り組んできた岡崎さんは、今春、顧問の勧めで八種競技に挑戦。5月の県総体で4980点、6月の東海総体では自己ベストの5327点をマークし、いずれも優勝を果たした。「いろんな種目に取り組めて楽しい。走るのも飛ぶのも得意」と話し、やや苦手とする砲丸投げも更なる成績アップを目指して練習に取り組む。インターハイは「1つ上の先輩が出した5500点台が目標」。
田中さんは中学時代から幅跳びと三段跳びに取り組み、同じ種目で数々の成績を残し今春卒業した伊藤陸さん(スズキAC)の影響を受け、近大高専に入ったという。東海大会では三段跳びで14・24メートル、走り幅跳びは7・19メートル記録し、いずれも5位だった。インターハイに向けては「三段跳びは14メートル後半、幅跳びは7メートル30から40を目指したい」と語った。
東海大会で、村田宇哉さんは棒高跳び4・7メートル、井川さんは走高跳び2・01メートルでいずれも1位と同記録、試技数で2位。村田陽音さんは三段跳び14・15メートルで6位だった。3人ともインターハイでは自己ベスト更新を目指すという。
陸上競技は8月2日に札幌市で開幕する。
2023年7月15日付847号12面から