夏の風物詩「名張音頭」を多く人に知ってもらおうと、名張音頭保存会が主催する「名張音頭普及講習会」が、7月29日午後1時30分から三重県名張市丸之内の市総合福祉センターふれあいで開かれる。参加は無料で、希望者は当日受付で申し込む。

 同保存会は、昭和初期から歌い継がれてきた名張音頭の保存・普及を目的に、1990年に設立された。文化庁の「伝統文化親子教室事業」の一環として、将来を担う子どもたちへの指導に力を入れており、子どもの部には現在、小学5年から高校3年までの約11人が所属している。

 中條正治会長は「郷土の文化でもある名張音頭を多くの人に伝えていきたい。稽古を通じて友だちも増え、郷土愛や礼儀も身に着く。親子でも、子どもだけの参加でも可能なので、気軽にどうぞ」と話した。

 問い合わせは事務局の田中さん(090・3939・9734)へ。

2023年7月15日付847号2面から

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