【2016年の「甌穴まつり」で、はしごを使って甌穴内部に下りていく様子=伊賀市高尾で(千方伝承会提供)】

 長い年月をかけて石が川底を削ってできた深さ約4メートルのくぼみ「逆柳の甌穴(おうけつ)」(県天然記念物)の内部を観察する催し「高尾逆柳の甌穴まつり」が、7月23日に三重県伊賀市高尾で開かれる。雨天中止。

 当日は午前8時30分に高尾の床並集議所前へ集合し、徒歩で床並川沿いを約20分歩いて甌穴へ向かう。普段は土砂や枯れ葉で埋まっている甌穴にはしごを使って入り、中からその造形美を見ることができる。

 道中や会場周辺では、忍者の発祥とも伝わる地元の豪族・藤原千方(千方将軍)や四鬼に扮したスタッフとの記念撮影、よし笛の演奏、厄除け石の投げ込み、マスのつかみ取りなどがあり、マスはその場で塩焼きにして振る舞われる(数量限定)。終了は午後1時ごろの予定。参加には1家族500円の環境保全協力費が必要。

 主催する地元有志らの団体「千方伝承会」の西村隆三会長(74)は「5年ぶりだった昨年は地元の方限定で開催したが、今年は制限無く、どなたでも参加頂けるようになった。多くの方に甌穴の素晴らしさや文化遺産としての価値を感じて頂けたら」と話した。

 問い合わせは高尾地区市民センター(0595・55・2700=平日)へ。

2023年7月15日付847号8面から

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