【皇學館-上野 序盤のピンチの場面で岡島投手(左)に声を掛ける上野・西田捕手=伊勢市楠部町で】

 第105回全国高校野球選手権三重大会(朝日新聞社、三重県高校野球連盟主催)の2回戦8試合が7月15日、ダイムスタジアム伊勢(伊勢市営倉田山公園野球場)など4会場で行われた。伊賀地域の学校では、上野が皇學館と対戦し、2年生右腕・岡島圭成投手が8回2失点の力投をみせるも、打線が散発4安打と封じられ、0‐3で敗れた。

 上野は初回、二死からソロ本塁打を浴びて先制を許す。裏の攻撃では池住一輝選手(2年)が初安打で出るも得点ならず。3回に3連打で1点を追加されるが、岡島投手は5回から7回までは安打を許さず、8回の走者も併殺で封じる。一方の打線は4回以降当たりが止まり、9回も先頭の主将・西田壮汰捕手(3年)が意地の二塁打を放つものの、1点が遠かった。

 試合後、岡島投手は「先発で行くと言われたのは昨日。少ない失点で先輩たちにつなげたらと思った。守備にも助けられてリズムができてきたが、甘い球を打たれてしまった」、チーム唯一2安打だった池住選手は「少ないチャンスを生かせるかどうかがポイントだと思っていたので、先制された後も自分が出て流れを変えようと思っていた。(8回のバント失敗は)焦ってしまい、自分に甘さが出た」と振り返った。

※皇學館-上野の試合結果詳細は「伊賀・名張の高校野球応援ブログ」(http://blog.livedoor.jp/iganabari_baseball/)に掲載

 16日も2回戦残り8試合が行われる予定で、伊賀地域の学校では近大高専が津西と、神村学園伊賀が川越と、名張青峰が菰野とそれぞれ対戦する。

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