【伊勢でのイベントのポスターを手に来場を呼び掛ける竹川さん(右)と上村さん=名張市で】

 ヨガに出会って約40年、三重県の伊賀地域だけでなく関西一円で講師を務めている名張市桔梗が丘2番町の竹川裕子さんは、6月21日の「国際ヨガデー」に合わせて同17日に伊勢市内で開かれる世界的ヨガイベントの講師を務める予定で、準備に大忙しだ。

 奈良県出身で、小さいころから体を動かすのが好きだった竹川さんがヨガを知ったのは、会社勤めをしていた20代前半のころ。「体を動かせる趣味を探していた時にヨガと出会い、奥深さに魅了された」そうで、現在は全国に会員がいる「日本ヨーガ禅道友会」の副代表なども務める。

 2014年に国連総会でインド・モディ首相の提案が全会一致で採択され、6月21日が「国際ヨガデー」と定められて以降、世界各地でイベントが行われてきた。その一つが西日本最大級のヨガイベント「関西ヨガDAY」。当日は1000人が一堂に会して行う記念ヨガなどもあるという。

 同イベントはこれまでに大阪城や比叡山延暦寺、平安神宮などで行われており、今年は三重の伊勢が舞台。竹川さんは「ヨガとは瞑想。祈りの地・伊勢で行われることに特別な思いがある。ワークショップの講師に選ばれ、名誉に思う。自然体で頑張りたい」と話していた。


伊勢で「国際ヨガDAY関西」

 6月17日に伊勢市内で、世界にヨガを広めるためのイベント「国際ヨガDAY関西」が開かれる。

 2014年に「国際ヨガデー」が定められて以降、心身を健康に保ち、世界とのつながりを体感できる催しが、この日に合わせて世界各地で毎年開かれており、同イベントもその一つ。

 今回は同市の五十鈴川のほとりで記念式典や「1000人ヨガ」(参加無料)を行う。三重交通グループスポーツの杜伊勢(県営総合競技場)では、県内外やインドから招く講師22人によるワークショップ・対談(有料)などがある。

 イベントで講師を務める竹川さんと、実行委員の上村綾子さん(名張市東田原)は「年齢・性別を問わず、多くの人にヨガを体験して頂けたら。一般参加できるインド雑貨やヨガ関連商品の販売、マルシェイベントも同時開催するので、気軽にお越しください」と呼び掛けている。

 イベントの詳細、参加申し込みは同イベントのホームページ (https://yogadaykansai.com/)から。

2023年5月27日付844号13面から

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