新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けが2類から5類に引き下げられ、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく国や三重県の対策本部が5月8日に廃止されたことを受け、伊賀市は同日、対策本部を廃止した。市庁舎北側の一角に掲示していた「NO!密閉・密集・密接」の懸垂幕も撤去された。
この日午後1時30分からの本部員会議で、本部長の岡本栄市長は幹部職員らに「本日が各種対策の一区切りとなり、職員各位にはこれまでの労苦に感謝申し上げる。今後も注視し、状況に応じて迅速に対応をお願いしたい」と伝えた。
新型コロナワクチンの特例臨時接種が来年3月まで延長されるのに伴い、同市でも春開始接種を8日から実施している。対象者は、初回(1、2回目)接種を終了した65歳以上(約2万8500人)と、5歳以上65歳未満で基礎疾患がある人、医療従事者、高齢者施設などの従事者、重症化リスクの高い人(計約7000人)で、1日から順次接種券が送付されている。
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