三重労働局は5月2日、新型コロナウイルス対策の国の雇用調整助成金など計1億円余りを不正に受け取ったとして、三重県伊賀市の会社を含む県内の7事業所を公表した。
同局によると、雇用調整助成金を不正受給したのは桑名市の広告代理店(1457万円)と警備業者(3644万円)、津市の美容業者(963万円)と建設業者(1431万円)、伊賀市の建設業者(696万円)、四日市の建設業者(1987万円)、緊急雇用安定助成金を不正受給したのは四日市市の飲食店(201万円)。
公表された事業者は、休業したとするうその申請や休業手当の額を実際より過大に支払ったとするうその申請などをしていた。不正に受給した金額のうち一部または全部が返還済みか、返還の計画を立てているという。
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