三重県警伊賀・名張両警察署がまとめた3月中の刑法犯認知件数は、伊賀署27件(前月比12件増)、名張署19件(同7件減)だった。
伊賀署では、車上ねらい7件(丸の内6、壬生野1)、自動車盗2件(丸の内、河合各1)など、自動車関連犯罪が多発。車上ねらいは施錠の有無にかかわらず、車内の貴重品が盗まれる被害に遭っており、ゆめが丘交番管内で2件あった器物損壊事案も車のタイヤが破損させられたものだったという。
名張署では、侵入盗や自動車関連犯罪の発生は無かった。
県内では依然として、市職員や警察官などをかたった還付金詐欺や、キャッシュカードなどを狙う詐欺の予兆電話の相談が数多く寄せられている。警察では、「介護保険料の還付があるので手続きを」「金融機関の者から連絡させます」「キャッシュカードを取りに行きます」などの言葉が出れば詐欺を疑い、まずは家族や警察に相談するよう注意を呼び掛けている。
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