奈良県の宇陀市議会は3月定例会で、議員定数を現行の14から2削減し12とする条例改正案を賛成多数で可決した。任期満了に伴い来年4月ごろに予定する次回選挙から適用される。

 提案理由では、市の人口減少や財政状況を挙げ、議員自ら目に見える形で姿勢を正すべきとした。採決結果は賛成9人、反対4人。定数見直しの条例改正は、2013年以来となった。

 同市の人口は今年3月1日現在2万7819人で、定数で割ると現行が議員一人当たり1987人、削減後が2318人となる。

2023年4月8日付841号26面から

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