【名張青峰高校美術部員の力作が並ぶ作品展=名張市元町で】

 三重県名張市の県立名張青峰高校(百合が丘東6)美術部の作品展が3月18日、同市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で始まった。入場無料。会期は21日まで。

 作品展は例年この時期に開催しているが、昨年と一昨年はコロナ禍で校内開催だったため、校外で開くのは3年ぶり。1日に卒業式を終えた3年生9人を中心に、2年生3人と1年生2人の計14人の油彩や水彩、アクリル画など大小計約40点の作品が展示されている。人物や動物、風景などさまざまな題材の作品が並ぶ。

 100号の油彩画「たった1人のヒーローへ」は、3年の安田ひろなさん(18)が描いた。「手を差し伸べる太陽のような存在」という恩師をモチーフに、3年間の感謝を込めた。

 3年の水瀧岳大さん(18)は「ダチョウの帰宅ダッシュ」と題した水彩画を出展。速く走ることができるダチョウが「自分より遅い電車」に駆け込むユニークな場面を描いた。

 会期中、会場では夢や願いなどをカードに書き込んで台紙に貼る「カラフリアルパレット」の企画を実施している。19日午後2時30分から同3時までは、部員によるギャラリートークがある。

 展示時間は午前10時から午後5時(21日は同2時)まで。見学自由。

 問い合わせは同高の西田教諭(0595・64・1500)まで。

会場に並んだ作品=同
- Advertisement -