【歩き方を学ぶメンバーたち=名張市で】

 三重県名張市鴻之台1番町の市防災センター内にある市民センター「中央ゆめづくり館」が主催する健康講座「なばり歩歩くらぶ」のメンバーたちが、元気に活動を続けている。

 同講座はコロナ禍で運動不足が解消できるように2021年7月にスタート。現在、30から80代の男女約10人が所属し、地元で「足療師」として活動する西中清美さんを講師に迎え、月に1回約1時間、防災センター2階の研修室で、基本的で姿勢を意識した歩き方などを学んでいる。

 活動日になるとメンバーたちはかかとから踏み、筋肉を使うことを意識しての早歩きやゆっくり歩きなどで室内を歩く。時には公園など屋外に出ることも。

 体力測定もあり、コロナ禍でも外に出るきっかけとなり、メンバーたちと交流することで心身とも健康を保っているそうだ。2月の活動日はロコモやフレイル予防を推進している平岡令孝さんを招いた講演で盛り上がったという。

 代表を務める久保田繁美さんは「今まで自己流に歩いていたけれど、意識をすることで普段も良い歩き方になった」と笑顔を向けた。

 同講座ではメンバーを募集している。

 申し込み、問い合わせは同館(0595・64・6755)まで。

2023年2月25日付838号23面から

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