三重県名張市の県立名張高校(東町)で2月22日、青蓮寺湖観光村のブドウ狩りを盛り上げるため、運営する青蓮寺湖ぶどう組合員らにブドウを使った新商品などを高校生が提案するプレゼンテーションがあった。
同高の選択コース、総合ビジネス系列の授業の一環で実施。専攻する2年生16人は、2学期からブドウ狩り体験の調査を始め、同組合と話し合いを重ねてPR用ポスターの制作などに取り組んできた。
この日は、同組合や市観光協会、市観光交流室の職員らが見守る中、生徒の代表4人がプレゼンテーションに臨んだ。4人はパソコンのモニターに資料を示し、ブドウを使ったアイスやジュース、シャツのブドウ染め体験など、スイーツやイベントで人を呼び込む方法を提案。告知用ウェブサイトの改善案や、若い世代をターゲットにSNSを使って情報発信する方法なども語った。
発表者の一人、藤本潤哉さん(16)は「もっと青蓮寺のブドウのおいしさを知ってもらいたい」と思いを伝え、話を聞いた同組合の森本博次さん(67)は「いろいろ提案して頂いて大変参考になった」と話していた。
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