【出展作品を披露するメンバー】

 三重県名張市の梅が丘市民センター(梅が丘南5)を拠点に活動する写真サークル「フォトプラム」は、2月24から26日までの3日間、同市元町のリバーナホール(イオン名張店3階)で写真展を開催する。

 2014年に発足し、50代から80代の男女11人が所属。日本写真家協会会員で講師の羽馬幹生さん(80)の指導で開かれる撮影会では、関西を中心に近郊の野山や景勝地に赴き、角度などアドバイスを受けながらシャッターを切っている。

 メンバーは昔からのカメラ好きが多いが、「あくまで自己流で、写真展に出すような作品は撮っていなかった」。発足当初から「皆が一定のレベルに達したら展示会をしよう」と考えていたそうで、次第に公募などで結果を出すメンバーが増えてきたこともあり、初めてメンバー全員での出展を決めた。

 年4回の例会では、撮影会と自主活動で撮った新作を持ち寄って互いに講評し合う。同じ被写体でも撮影者によって全く違う写真になるそうで、周りの人たちの作品を見ることが良い刺激になるという。

 展示では、羽馬さんを含めたメンバー12人が選りすぐりを4枚ずつ出品。羽馬さんは「一目見た時に感動を与えられるような作品を楽しんで」と思いを語った。

 入場無料。時間は午前10時から午後5時(最終日は同4時)。

 問い合わせは事務局の佐野さん(0595・64・4465)まで。

2023年2月11日付837号2面から

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