【買い物客に啓発物品を渡す女性消防団員ら=伊賀市ゆめが丘1で】

 総務省消防庁の「消防団加入促進キャンペーン」(2月中)に合わせ、三重県伊賀・名張両市で2月18日、消防団活動の周知や新規加入を呼び掛ける街頭啓発活動があり、団幹部や女性消防団員らが買い物客に啓発物品を手渡した。

 火災や風水害への対応、防火・防災の啓発など、地域に密着した活動が求められる消防団員は、社会情勢の変化や少子高齢化などの影響で全国的に担い手が不足している。両市では三重県消防協会伊賀支会(岩木政己支会長)が毎年2月に啓発活動を実施している。

 伊賀市のプラント伊賀店(ゆめが丘1)前では、市消防団の幹部や女性分団の団員ら10人が着ぐるみのキャラクターとともに、午前10時半から約1時間、消防団活動の紹介パンフレットやウェットティッシュなどをクリアファイルに入れて配布した。同分団の大北薫分団長は「消防団の活動に関心のある方はぜひ参加して」と呼び掛けていた。

 名張市でもMEGAドン・キホーテUNY名張店(下比奈知)前で午前10時半から約1時間、市消防団員や事務局職員ら12人が買い物客に啓発物品を配布した。

 両市の消防団についての問い合わせは、伊賀市消防本部地域防災課(0595・24・9115)、名張市消防本部消防総務室(0595・63・1411)へ。

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