名張川沿いの梅渓で知られる奈良県奈良市月ヶ瀬地区で、見頃時期に合わせた恒例の「梅まつり」が2月12日から3月26日まで開かれる。週末を中心に多様なイベントが計画されている。
月ヶ瀬観光協会によると、国名勝指定100周年の節目となった昨年は記念行事もあり、コロナ禍でも多くの見物客が足を運んだという。今年は、まつりの先陣を切る「早春マラソン」(2月12日)が3年ぶりに行われる。
主な催しは次の通り(日付の無いものは期間中開催)。
▽名勝月ヶ瀬梅渓資料展、奈良晒パネル展 月ヶ瀬梅の資料館(月ヶ瀬長引)
▽梅渓写真展 同資料館、梅の里ふれあい館(月ヶ瀬尾山)
▽写真コンクール 期間中に梅渓内で撮影した作品。応募は四つ切サイズ(ワイド可)で1人2点以内。4月21日締め切り
▽春一番梅の郷ふれあい祭 2月19日 ロマントピア月ヶ瀬(同)
▽奈良晒春の作品展 3月24、25日。ロマントピア月ヶ瀬
会場周辺への路線バスは、三重県伊賀市の上野市駅から桃香野口行きの定期便(平日4・5往復、土日祝3・5往復)、京都府南山城村のJR月ケ瀬口駅からは3月4日から12日まで尾山口行きの臨時便を運行。自家用車利用の場合は梅渓周辺の有料駐車場が利用できる。
問い合わせは同協会(0743・92・0300=木曜休、梅まつり期間中は無休)へ。
2023年2月11日付837号15面から
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