【互いの作品を紹介する井野さん(右)と田端さん=伊賀市白樫で】

 色とりどりの花で、華やかな空間に―。趣味でプリザーブドフラワーアレンジメントをしている三重県伊賀市白樫の井野佐智子さん(54)と、友人で奈良県宇陀市榛原榛見が丘の田端真理子さん(47)は1年半前から、イベント会場などでワークショップを開き、ハンドメイドの楽しさや培ったノウハウを多くの人に伝えている。

 田端さんがママ友の井野さんを誘い、宇陀市内の教室に2年ほど通ううち、「魅力にはまってしまった」。昨春には、花を仕事にしたい人のためのスクールを全国展開する民間団体「フラワーエデュケーションジャパン」認定のプリザーブドフラワー講師資格も同時に取得した。

 それぞれ自宅でのレッスンや出張レッスン、ギフト、仏花などの注文を受けている他、インスタグラム(井野さん@shikika.hana、田端さん@paddyedgeflower)で情報を発信し、リクエストなども受け付けている。

 プラント伊賀店(伊賀市ゆめが丘1)で毎月第1日曜に開かれているイベント「いがコミ!」には昨年末から参加し、ワークショップは「色華shikika&paddyedge」の名で開催。次回の10月2日に向け、秋らしい色合いの作品やハロウィーンをイメージしたアレンジメントなどの準備を進めている。

 2人は「これからも楽しんで作ったり教えたりしていきたい。気軽にフラワーアレンジメントを体験してみて」と話していた。

2022年9月24日付828号3面から

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