【市郷土資料館に展示された作品=名張市安部田で】

 三重県名張市立赤目中学校(箕曲中村)の1、2年生約200人が美術の授業で描いた絵が、各生徒の校区にある公共施設に展示されている。9月26日まで。観覧無料。

 展示場所は、市郷土資料館(安部田)、市立箕曲小学校(夏見)、赤目市民センター(赤目町丈六)、百合が丘市民センター(百合が丘西5)の4か所。毎年10月、校内で開かれる文化発表会に向けて描いた作品で、「校内だけでなく、地域との関わりを持ってほしい」との思いで展示を決めた。

 1年生が手掛けるのは、好きな漢字1字を絵で表現した作品。2年生は一点透視図法などを用いた平面構成を出展する。来年1月には、3年生の作品も展示予定だという。

 同中の野田朋憲教頭(51)は「学校と地域をつなぐ良い機会。ぜひ、一生懸命描いた絵を見に来てほしい」と来場を呼び掛けた。

2022年9月24日付828号4面から

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