【啓発グッズを配る歌劇団員の椿りょうさん(中央)=伊賀市で】

 21日から始まる「秋の全国交通安全運動」を前に、三重県警伊賀署は9月16日、OSK日本歌劇団員の椿りょうさんを招き、伊賀市四十九町のマックスバリュ上野店出入口付近で広報啓発活動を実施した。

 椿さんは名張市出身で、今年5月の一日警察署長に続き、同署の交通啓発活動への参加は2回目。この日は伊賀忍者・霧隠才蔵役として出演する11月公演「五右衛門」(大阪市・劇場近鉄アート館)の舞台衣装を着て、買い物客やファンに反射リストバンドなど啓発グッズを配布しながら、「皆さん交通安全を守ってください」と声を掛けた。

 同署管内では今年に入って5件の交通死亡事故が発生し、亡くなった5人のうち4人が高齢者だった。佐野太介交通課長は「これから日没時間が早くなる。ドライバーの方は早めのライト点灯を心掛けてほしい」と話した。

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