創作ジュエリー展　16日から伊賀・赤井家住宅で

関東在住の作家が出品

　創作ジュエリーを中心とした展覧会「コンテンポラリージュエリーとその世界」（伊賀市文化都市協会主催）が三重県伊賀市上野忍町の武家屋敷赤井家住宅で9月16から25日まで開かれる。入場無料。

　コンテンポラリージュエリーは希少な宝石や貴金属の細工の美しさで価値観を決める従来品でなく、個性的なコンセプトや作家のメッセージを表現、創作したジュエリー。今回は関東在住の作家を中心に、工芸、立体のジャンルで活躍する13人が出品する。さまざまな素材を用いて創作したネックレスや指輪、イヤリング、ピアスなど購入可能な約300点が並ぶ予定だ。

　出展者の一人で、造形作家の中村ミナトさんは「江戸時代の武家の住居である空間に展示することで、どんな相乗効果と広がりが出現するのか心躍る」と語り、担当者は「関東在住の作家たちによる作品が伊賀で展示されるのは珍しいので、ぜひこの機会に手に取って見てほしい」と来場を呼び掛けている。

　時間は午前10時から午後5時（最終日は同3時）まで。水曜休館。期間中はカフェもオープンする。

　問い合わせは同協会（0595・22・0511）まで。

2022年9月10日付827号19面から