【鯨の骨格標本の展示(提供写真)】

 三重県沿岸の伊勢湾や熊野灘に生息する鯨類に焦点を当てた企画展「集まれ! 三重のクジラとイルカたち」が、県総合博物館(津市)で9月11日まで開かれている。骨格標本や江戸時代の歴史資料など計150点を紹介し、生態や人との関わりに迫る。

 展示は伊勢湾、熊野灘、人々の関わりの3章から成る。伊勢湾の展示では、湾内に約3700頭が住むイルカの一種「スナメリ」を紹介。骨格の他、何を食べていたかが分かる胃の内容物の標本などから生態に迫る。

 温暖な黒潮が流れる熊野灘の展示では、周辺で観察できる25種類のクジラを紹介。全長15㍍を超す「イワシクジラ」の骨格標本や、クジラのひげなど、大きさを実感できる展示となっている。

 観覧時間は午前9時から午後5時(入場は同4時半)まで。月曜休館(祝日の場合はその翌日)。企画展のみの観覧料は一般800円、学生480円、高校生以下無料。

 問い合わせは同博物館(059・228・2283)まで。


読者プレゼント

 県総合博物館から読者ペア5組に、基本展示と企画展示の招待券のプレゼントがある。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、電話番号を明記し、「〒518‐0729名張市南町834の1 伊賀タウン情報YOU編集部 県総合博物館企画展招待券プレゼント係」宛て、7月23日必着で申し込む。ファクス(0595・62・1550)、電子メール(you-h@iga-younet.co.jp)でも可。

- Advertisement -