【チャリティー上映会のポスター=名張市役所で】

 ロシアによる侵攻が続くウクライナを支援するチャリティー上映会が7月2日午後1時30分から、三重県名張市松崎町のadsホールで開かれる。ウクライナで撮影された場面が登場するイタリア映画「ひまわり」(1970年、ビットリオ・デ・シーカ監督)を上映する。会場には募金箱を設置する他、収益の一部は人道支援のため日本赤十字社に寄付する。

 ひまわりは、第二次世界大戦で引き裂かれた夫婦の物語を描いた映画で、ソフィア・ローレンとマルチェロ・マストロヤンニが演じた。広大なひまわり畑のシーンは冷戦下、当時ソ連だった現在のウクライナ国内で撮影された。今年2月の軍事侵攻後、各地で同作の上映が相次いでいる。

 同ホールの担当者は「映画を見て、ウクライナの現状に心を寄せて頂ければ。多くの人に来場してほしい」と呼び掛けた。上映時間は103分で、日本語字幕付き。

 入場料は900円(税込)で、定員約700席(全席自由)。チケットは同ホールと岡森書店白鳳店(伊賀市平野西町)で販売している。

 問い合わせは同ホール(0595・64・3478)まで。

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