【リメイクした洋服を披露する谷川さん(前列左から2人目)とグループのメンバー】

 なつかしい布で思い出をリメイクーー。三重県伊賀市高山の谷川すみ代さん(75)が主宰するグループ「リメイク工房愛藍」の作品展「甦るむかし布 グループ展」が、5月28、29日に同市依那具の「伊賀めぐみ草庵」で開かれる。入場無料。

 20年ほど前に結成した同グループは、伊賀地域の60代から80代の女性9人が月に4回、谷川さんの自宅で手ほどきを受け、世間話に花を咲かせながら楽しく活動。知人から譲り受けたり、購入したりした古い着物などをほどき、自分でデザインして洋服やかばん、小物などにリメイクしている。

 作品展は2年に1回開いてきたが、2020年は新型コロナの影響で中止に。4年ぶりとなる今回は、ブラウスやチュニックなどの洋服、手提げバッグ、帽子、ポシェットなど200点余りを展示販売する予定。

 メンバーは「ここに通うのが生きがい。自作の洋服を着て出掛けるのも楽しみ」と話し、谷川さんは「年齢や体型を問わず、どなたでも着てもらいやすい洋服。ぜひ手に取って見て頂けたら」と来場を呼び掛けた。

 時間は午前9時30分から午後6時(最終日は同5時)まで。

- Advertisement -