【来場を呼び掛ける広野さん(右)ら=名張市役所で】

 三重県名張市の市がん・難病相談室主催の講演会「第12回 名張で学ぶがん医療」が5月22日午後1時30分から市武道交流館いきいき(蔵持町里)で開かれる。入場無料、要事前申し込みで定員先着70人。

 三重大名誉教授(肝胆膵・移植外科学)で元医学部付属病院長の伊佐地秀司さんが「膵がん診療の最前線」をテーマに講演する。ハーモニカ演奏や女性コーラスによるコンサートもある。

 企画者で同相談室専任相談員の広野光子さん(81)は、自身も50代で乳がんと卵巣がんの闘病を経験。講演会は2010年からほぼ毎年続いている。

 広野さんは「膵臓がんは見つかりにくく、怖がられている。この機会に、医療の最前線の話を聞いてほしい」と参加を呼び掛けている。

 申し込み、問い合わせは広野さん(0595・63・7674)まで。

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