【スーパーの来店客に啓発物品を配る署員=名張市桔梗が丘7番町で】

 三重県警名張署と名張地区防犯協会は4月15日、特殊詐欺被害防止を呼び掛ける街頭啓発活動を名張市桔梗が丘7番町の「マックスバリュ桔梗が丘東店」で実施した。

 署員5人と協会職員1人が活動に参加。店舗の入り口前で、「『お金を返すからATMで手続きをして』と言われたら詐欺」と書かれたちらしや「被害に遭わないために家族にしか分からない合言葉を決めておきましょう」と書かれた袋入りマスクなど、啓発物品が入った袋100セットを来店客に配った。

 同署管内では今年1月から3月末までの間に特殊詐欺が1件(前年同期比増減なし)発生し、被害額は約5万円(同約335万円減)。県内では26件中11件が架空料金請求詐欺だという。

 同署の池田敏郎生活安全課長は「ATMで還付金は受け取れません。パソコンにウイルス感染したと表示が出ても、画面の電話番号には連絡せず家族や警察に相談を」と呼び掛けていた。

- Advertisement -