【自作のスカジャンを着用し披露する教室生ら=名張市百合が丘西で】

 今年のテーマは「チャレンジの春」――。「着物リメイク教室ちくちくうさぎ」によるファッションショーが、4月9日午後1時30分から同3時30分まで、三重県名張市の百合が丘市民センター(百合が丘西5)で開かれる。入場無料。2年に1度、作った本人がモデルとなって成果を発表する恒例の機会を前に、教室生らは「褒め合い、高め合って元気をもらえる場」と待ち遠しく思っている。

 2011年に発足し、講師の岡本紀代子さん(70)=同市百合が丘東=が主宰。主に市内の40代から80代の女性約25人が月に3回、都合の良い時間帯に集まって楽しく制作している。普段は好みのものを作っているが、今回は「スカジャン」に挑戦。「コロナ禍で沈んでいた気持ちが元気になってきた」と、ショーに向けて気分も盛り上がってきているという。

 ショーでは教室生らが音楽に合わせて自作のリメイク服を着用して数回登場し、1周して戻るといい、来場者に登場してもらうコーナーもある。

 スカジャンは体になじんで着やすく軽い着心地だそうで、岡本さんは「ミシンでも手縫いでもできるので、若い人もどんどんリメイクにチャレンジしてほしい」と話した。

 同16、17日には同瀬古口のギャラリー「空」(ハートアイランド2階)で作品展を開く。午前10時から午後5時(17日は同4時)まで。入場無料。着物のリメイク品を中心に、ワンピース、ブラウスなどを1、2点ずつ出展する。

2022年3月26日付816号18面から

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