【4大会連続で出場する平野選手=伊賀市四十九町で】

 「体操天皇杯」第76回全日本体操個人総合選手権に4大会連続で出場する相好体操クラブの平野竣介選手(26)が3月25日、三重県の伊賀市役所で抱負を語った。大会は4月20日から4日間、東京体育館で開かれる。

 京都府綾部市の出身で、日大を卒業後に現役を続けながら同クラブの伊賀教室で子どもたちを指導している。同大会の個人総合男子には中学3年以上の90人が出場資格を得ており、平野選手は昨年9月の予選大会で上位に入り、全国への切符を手にした。

 6種目の中で、得意とするのは「あん馬」と「つり輪」。五輪後に減点項目や技の制限などルール改正があり、平野選手は「有利な点、不利な点がともにあるが、いい結果が残せるよう安定した演技で臨みたい。目標は30位以内」と意気込みを話した。

 表敬を受けた岡本栄市長は「出場おめでとうございます。ルールの変更があるということですが、しっかりと体に覚え込ませることが大事。ミスのないよう頑張ってください」と激励した。

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