【ポスターを手に来場を呼び掛ける大仲さん=伊賀市ゆめが丘1で(提供写真)】

 1997年の開館以来、スポーツやイベントなどで県民に親しまれてきた「三重県立ゆめドームうえの」(伊賀市ゆめが丘1)がDMG森精機(本社・東京都)へ譲渡され、4月から「DMGMORIアリーナ」と名称も新たになる。これまでの利用者への感謝と、四半世紀の思い出が詰まった施設の改修前の姿を記憶にとどめてもらおうと、同施設主催の「25年のありがとうフェス」が3月25日から27日まで開かれる。

 25日は同施設恒例の「手ぶらで卓球orバドミントン」、26日は「笑いヨガ」などのレッスン、27日は「カップル誕生ピンポン大会」などを予定。いずれも参加無料だが、事前申し込みが必要な催しもある。

 また、同施設で18年間、クラフトフェア「イガデハク(伊賀でデザイン博)」を開いてきた「社会をデザインするネットワーク」(下猶茂樹代表)も26、27日に「いがコミっとinゆめドームうえの」を開催する。

 クラフト・手づくり工芸作家による展示・販売、フードフェスタ、ストリートライブ、ニュースポーツ「手裏輪」の体験会とミニ大会、27日には「フラダンス&ウクレレ演奏」などもある。時間は午前10時から午後6時(27日は同4時)まで。

 2023年度の本格オープンに向け、新たな魅力を付加する工事が1年かけて行われる。施設長の大仲雅彦さんは「家族や友人と思い出話をしたり、来年の施設をイメージしたりして、わくわくしてほしい」、下猶代表も「これからも新しい施設が交流の場として長く愛されることを願っている」と思いを話した。

 イベントの詳細は同施設のウェブサイト(https://www.nem-shiteikanri.jp/shisetsu/mie-yumedome/)に掲載予定。

 問い合わせは同施設(0595・22・0590)、下猶代表(080・6919・8863=午後6時以降)、または電子メール(iga@de-haku.net)で。

2022年3月12日付815号4面から

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