【ポスターを手にする担当者=伊賀市】

 三重県伊賀市別府のミュージアム青山讃頌舎で、新春特別展「穐月明の水墨と現代漆芸の美」が1月7日から2月6日まで開かれる。

 地元ゆかりの水墨画家、故・穐月明さんの春をイメージした掛け軸などの作品十数点と、工芸美術「創工会」に所属する漆芸作家7人によるオブジェや器などの作品約30点が展示される。

 1月23日午後1時30分から漆芸家による漆芸の歴史や伝統技、出品作品の解説などのギャラリートークがある。定員20人で予約制。

 また、来場者には観覧券の半券として、穐月さんが描いた干支の記念絵はがきが進呈される。主催の伊賀市文化都市協会では「地元では見られない実力ある漆芸作家と穐月さんのコラボ作品展をこの機会にぜひ」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前10時から午後4時30分まで。観覧料は一般300円、高校生以下無料。火曜休館。

 ギャラリートークの申し込み、問い合わせは同協会(0595・22・0511)まで。

2021年12月25日付810号17面から

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