【100万円が入った袋を古谷会長(右)に手渡す坂本さん=名張市丸之内で】

 三重県名張市桔梗が丘4の坂本幸嗣さん(64)が12月17日、現金100万円を市共同募金委員会に寄付した。

 坂本さんは25歳の時に市内で整骨院を開業。院長職を長男に譲った今も、施術を続けている。2階では空手道場も開いており、コロナ禍の前までは例年、道場生たちと一緒に市内の商業施設で街頭募金に参加していた。

 今年の夏、同院は新型コロナウイルスの影響で一時的に休院になったが、その間にたくさんの温かい励ましの声や手紙が届いた。なんとかその恩返しをしたいと考え、今回の寄付を思い立ったという。

 坂本さんはこの日、事務局がある市総合福祉センターふれあい(丸之内)を訪れ、「困っている人のために役立てて頂けたら」と市共同募金委の古谷久人会長に寄付金を手渡した。古谷会長は「地域福祉の増進や、新年を迎えるにあたり支援を必要とする方々のために使わせて頂く」と述べ、礼状を贈呈した。

 県共同募金会によると、個人からの100万円以上の寄付は、県内では2014年以降なかったという。