【「Earth展」のポスター】

 江戸時代の藩校として知られる「史跡旧崇広堂」(三重県伊賀市上野丸之内)をさまざまなジャンルの作家による創作物が飾る展示会「Earth展」が、11月19日から28日まで開かれる。入場無料。

共同制作も

 出展作家は関西在住者を中心に、染色、デコラージュ、ニードルフェルト、写真など、ジャンルも年齢層も幅広い12人。「今この地球とともに生きるために再発見すべき視点は何か」というテーマで1年以上ディスカッションを重ね、幾度となく現地を訪れ準備してきた。伊賀地域では初出展の作家も多いという。

 会期中は「共に生きる」という共通テーマで、「意識」「感性」「多様性」など6つの視点から共同制作された作品などが館内順路に沿って、展示空間を含めた全体を作品とする「インスタレーション」形式で展開される。

 主催の伊賀市文化都市協会では「地球の未来へとつながる思いを再認識できる展示会なので、各空間の表現の違いも見てほしい」と来場を呼び掛けている。

 時間は午前10時から午後6時(最終日は同4時30分)まで。

 問い合わせは同協会(0595・22・0511)へ。

2021年11月20日付808号6面から

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