【墓碑に手を合わせる芭蕉翁顕彰会の岡島会長(左端)ら=伊賀市柘植町で】

 江戸時代の俳人・松尾芭蕉の遺徳をしのぶ「しぐれ忌」が11月12日、松尾家の墓がある三重県伊賀市柘植町の万寿寺で営まれた。約70人が出席し、芭蕉の墓碑に手を合わせた。

 しぐれ忌は市と芭蕉翁顕彰会の主催で、地元柘植町の山出区に委託して開催している。1893(明治26)年の200回忌以降、戦中の2、3年を除いて続けられており、今年は新型コロナウイルス感染症の拡大防止で出席者を限定し実施した。

 式典では落合泰寛住職による法要の後、境内の墓碑前に移動し、岡本栄市長と同顕彰会の岡島久司会長、市川岳人議長が花を手向け、市民らも続いて手を合わせた。その後、本堂では芭蕉翁記念館の学芸員、服部温子さんによる記念講演会が開かれた。