名張市の医療関係従事者2人含む三重県内7人感染　重症者376日ぶりにゼロ

　三重県は11月2日、名張市の医療関係従事者2人を含む県内男女7人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。先週の同じ曜日と比べ2人減少している。同市内で新規感染者が確認されるのは10月22日以来、11日ぶり。感染者は延べ1万4796人となった。

　発表によると、感染者の市町別内訳は、松阪市4人、名張市2人、津市1人。県内の入院患者は前日から1人増の14人、病床使用率は3・1％。重症者は1人減で昨年10月21日以来、376日ぶりにゼロとなった。

　県内の医療機関に勤務する名張市の50代女性と60代男性の2人は同居家族。男性は30日まで出勤があり、接触者として職場関係者7人の調査が進められている。女性は感染可能期間内の行動歴はなく、濃厚接触者は確認されていない。

　松阪市では、29日に陽性となった50代会社員男性の濃厚接触者として、10代男子小学生と40代会社員女性が感染。この他にも、30代医療関係従事者の男性と40代会社役員男性の陽性も分かった。