地域課長 中井孝

 夏は、川や山でレジャーを楽しむ方が多くなる一方で、水難や山岳遭難が発生しやすい時期でもあります。2020年中の三重県内の水難は29件発生しており、18人の方が亡くなっています。また、山岳遭難は66件発生しており、7人の方が亡くなっています。

 名張署管内では同年中、水難事故は発生していませんが、山岳遭難は1件発生しています。海や標高の高い山がある地域に比べ発生件数は少ないですが、水の危険性、山の危険性はどこでも同じです。川遊び、釣り、登山やハイキングを楽しむためにも、次のことに注意してください。

水難防止のポイント

 川では子どもたちから決して目を離さない▼危険な場所には近付かない▼飲酒後や体調が悪いときは水に入らない▼天気の変化に注意する▼川遊びや釣りをするときはライフジャケットを着用する

夏山の特徴

 夏山では、麓が猛暑でも、樹木に覆われた登山道や標高が高い山頂では肌寒いことがあります。熱中症だけではなく、低体温への対策も必要です。天候の急変により突然の降雨に見舞われることがありますので、登山当日の天気予報は確実にチェックし、レインウエア、防寒着、着替えなどを用意しておきましょう。

山岳遭難防止のポイント

 単独での登山・ハイキングは控える▼登山計画は必ず家族に知らせるとともに、最寄りの警察署、または登山ポストに「登山届」を提出する。(県警ホームページでは7月から電子データによる登山計画書の提出が可能になった)▼明るいうちに下山する計画を立てる▼水分をたくさんとる▼万一に備え、携帯電話の予備バッテリー、レインウエア、照明具、非常食、コンパス、地図などの装備を必ず携行し、登山地図アプリを活用する。

2021年8月14日付801号22面から