【ユース世界選手権に出場する杉本君】

 ロシア南西部の都市ボロネジで8月21日から開かれるスポーツクライミングのユース世界選手権に、三重県名張市立北中学校3年の杉本侑翼君(15)(同市西田原)が日本代表の一員として出場する。コロナ禍で、海外大会に派遣される選手数は例年より大幅に限定されているが、今年3月の第1回ユース日本選手権で世代別日本記録を更新し優勝したことが評価されての出場となった。

 杉本君が出場するのは、高さ15メートルの壁を登る速さを争う種目「スピード」の男子ユースB(2006、07年生まれ)クラス。以前は、登れた高さを競う「リード」、時間内に完登した課題数を競う「ボルダリング」も含めた3種目に取り組んでいたが、最近ではスピードに特化して練習を重ねてきたことで「基礎タイムが向上してきた」と実感している。

 テレビ越しに見る東京五輪では、世界のトップ選手たちのホールド力やスピード、地力の強さに驚きながらも、吸収できることを探していた。海外へ行くのも片道15時間のフライトも初めての経験となるが、「自己ベスト(6秒57)の更新が一番の目標。表彰台に上がることができれば」と闘志を燃やしている。

2021年8月14日付801号2面から