【米モデルナ社製ワクチンと注射器】

 三重県名張市の名張商工会議所は8月6日、市内事業所の従業員が対象の新型コロナワクチン合同職域接種について、国からのワクチン供給に見通しが立ったとして、23日に開始すると発表した。

 同商議所は当初、7月5日の開始を目指し6月23日から予約を受け付けていたが、国からのワクチン供給が遅れる見通しとなったことを受け、28日に日程変更と予約の一時停止を発表していた。8月4日になり国から、同月中旬に米モデルナ社製ワクチンや保管用冷蔵庫を送る旨の連絡があったという。

 同商議所には6月28日までに約230社、計約3000人から予約があったが、その後に「他の場所で接種する」などの理由で200人ほどのキャンセルがあったという。申し込み済みの約2800人は、当初の希望日時を基に新たな日程を再調整していく。国からのワクチン供給量は同商議所が申請した4800人分で、8月10日からは新規の受け付けも再開する。10月中旬までに、2回接種完了を目指す。

 申し込み方法は同商議所ホームページ(https://www.nabari.or.jp/)へ。

 問い合わせは同商議所(0595・63・0080)まで。

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