【花を見上げる節子さん】

 「今年は我が家史上最大。程良く雨が降ったからかな」。三重県伊賀市川東の農業、北出茂樹さん(67)、節子さん(62)が自宅前の畑で育てているヒマワリの丈が3㍍を超え、見事に開花した。前年までは高くても背丈に満たないくらいだったため、2人は不思議そうに花を見上げている。

 一昨年に収穫した種を5月初旬にまき、間引きして大きく育った6本だけを残した。3本ずつ2か所に並べて植えたところ、片方の3本はそろって北側を向いて咲き、もう片方の3本の花はおのおの異なる方を向いているのが不思議だという。

 鉄パイプとメジャーを使って測ったところ、最も高い株は3メートル20から30センチほどあり、少し前まで生ごみを堆肥化するためのコンポストを置いていた場所だったそう。2人は「ここまで伸びると強風が心配だが、台風が来る前に咲いて良かった。次の世代も大きく育ってくれたら」と語り合っていた。

2021年7月31日付800号6面から