【一ノ井公園でポーズを取る(左から)田矢さん、倉坂さん、松村さん=名張市赤目町一ノ井で】

 発足から33年、三重県名張市の赤目地区を拠点に活動する「赤目グラウンドゴルフ同好会」で、1933年生まれの87歳トリオが元気だ。松村満さん(赤目町新川)、田矢正司さん(赤目町すみれが丘)、倉坂博さん(矢川)の3人で、毎週水曜と日曜の午前中、ホームグラウンドの一ノ井公園(赤目町一ノ井)で汗を流している。

 同好会には平均年齢78歳の男女40人が所属。毎回の練習日にはそれぞれのクラブとボールを持ち寄り、午前9時から準備体操と1ラウンド8ホールのコースを設定した後、4人1組で4ラウンド(32ホール)プレーする。約2時間、歩数にして5000から6000歩になるというが、試合中も3人は互いのスコアを気にしながら刺激し合っている。

 会社員時代に20年間ゴルフに親しみ、17年前からグラウンドゴルフを始めたという松村さんは、市の大会では優勝など計20個ほどのトロフィーを獲得。「運転免許証を返納したので、家の近くで楽しめるグラウンドゴルフは生きがい」と話す。

 田矢さんはゴルフ、ゲートボールを経験した後、12年前にグラウンドゴルフに出会った。「ゲートボールでは味わえない個人プレーの面白さがあり、すっかりはまった」と笑顔で話す。

 日本グラウンドゴルフ協会の2級ゴールド普及指導員や県スポーツリーダーバンクの指導者にも認定されている倉坂さんは、今までに国体や「ねんりんピック」にも出場経験があり、その腕前には定評がある。「5年前に患った腰痛も全快し、地方や全国の大会に参加するのが最大の楽しみ」とニッコリ。

 高台にある公園の東屋では、プレーの合間に会員たちの元気な声が飛び交う。「3人の先輩たちの元気さには驚き、刺激を受けている」と話すのは同好会の斎藤至康会長(75)。3人は良きライバルとして競いながら、生涯スポーツを楽しんでいる。

 同会の問い合わせは、斎藤さん(0595・64・2467)まで。

2021年6月26日付798号15面から