三重県は6月15日、県内男女4人(四日市市発表分1人含む)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。県内の感染者は延べ5152人で、14日発表分の4人に続いて2日連続で5人以下となった。

 発表によると、新規感染者の内訳は、いなべ市2人、四日市市、津市が各1人。15日時点の県内の確保病床435に対する使用数は100、使用率は23・0%、うち重症者用は確保病床57に対し使用数10、使用率は17・5%となっている。

 いなべ市の20代の会社員女性は、12日まで出勤。11日と13日に友人と食事、13日と14日に別の友人と会話をするなど接触があった。濃厚接触者は同居人1人と友人4人、職場関係者3人。同市の20代会社員男性は4日に県外に出張しており、同居家族3人と職場関係者4人、11日に会話をしていた友人1人が濃厚接触者となった。

 津市の30代会社員男性と四日市市の50代パート従業員女性は、県外への訪問や県外の人との接触歴はなく、詳しい感染経路を調査中。

 また、10日に陽性が判明した県立名張高校(名張市東町)の10代男子生徒の濃厚接触者2人と接触者32人のうち、12日に陽性となった生徒4人以外はすべて陰性が確認された。

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