【岡本市長(手前右)に要望を伝える田山会頭(中央)と柘植会長(左)=伊賀市四十九町で】

 新型コロナウイルスのワクチン接種が全国で進む中、三重県伊賀市の上野商工会議所(田山雅敏会頭)と伊賀市商工会(柘植満博会長)が6月9日、安定した地域経済の維持に向け、伊賀地域での集団接種会場の設置や、両団体が主体となり、複数の事業所がまとまって職域接種を実施する際の支援などを、伊賀市の岡本栄市長に要望した。

 両団体によると、ともに中小規模の会員事業所が多数を占め、単独での職域接種の開催は事務手続きや会場運営などの面で負担が大きくなるため、会員からは、合同での職域接種を実現するための支援などを求める声が聞かれるという。

 田山会頭は「会員からは、中小の事業所では体制が整わず、単独での職域接種は難しい、という声も聞かれる。近隣府県・市町からの通勤者や、若い就労者も多いので、1日も早く安心して働ける地域になるようお願いしたい」と思いを伝えた。

 要望書を受け取った岡本市長は「今は少しでも早く、たくさんの方に接種を受けてもらうのが良いが、特に医療従事者や場所の確保が課題。どうやって乗り越えていくか考えていく必要がある」と話した。